こんにちは、Jammyです。
入試はもちろんですが、仕事においても英語力が必要とされる場面が増えてきましたね。
外資系企業では英語を使った面接というのも珍しくありません。
今回はそんな様々なシーンで使える実践的な英語力が身に付くロングセラーの名著、DUO3.0を紹介します。一冊の本と繰り返し向き合って習得するにはピッタリの本です。私も使っています。
DUO3.0 鈴木陽一著 株式会社アイシーピー発行(1,320円)
1.DUO3.0とは?
1994年10月の発行以来、世界で通用する英語教材として成長してきたDUOはシリーズ累計で400万部を達成し、海外(韓国、台湾など)でも翻訳版がベストセラーになるほど著名な本です。
日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1572語と重要熟語997語が重複なしで560本の英文に凝縮されています。重複なしで組み合わせても、英文が不自然でぎこちなかったら意味がありませんが、DUO3.0のすべての見出し英文は米国の大学教授3名を含む15名のネイティブとともに完成させた「暗記する価値のある英文」とされています。
Amazonの評価も★4.3と高評価であることが分かります。(2024年3月時点)
円滑なコミュニケーションが出来る英語を身につけるには、基本単語をマスターするだけでは不十分であり、会話でのコミュニケーションでは難しい単語一語よりも、基本動詞+前置詞[副詞]系の句動詞形の方が好んで使われます。
例えば
“get to …” (…に着く)
“go up” (上昇する)
“make…out” (…を理解する)
“carry…out” (…を実行する)
“keep…up” (…を維持する)
このような句動詞の知識が身に付くと、「簡単な単語しか使ってないのにネイティブの会話がさっぱり分からない」といった事態は避けられるということです。DUO3.0にはこうした必須レベルの句動詞も完全掲載されています。会話の定型フレーズや重要構文なども合わせて、標準的な熟語集1冊分(約1000語)の情報がこの一冊に統合されています。
DUO3.0の掲載後で対応できる範囲としては以下となっています。
大学入試(偏差値):58~65程度
英検:準 1 級
TOEIC:600点~780点
TOEFL:60点~90点
読み込んでいけばTOEIC780点レベルまで習得でき、日常会話の基礎的な要素も十分にカバーできる設計になっています。
2.DUO3.0の中身
▼中身はこんな感じ 本著P386ページ抜粋
ポイントは
・世界でも通用する英単語の品質
・句動詞だけでなく重要構文や会話の定型フレーズもカバー
・掲載語は現代性という観点から見直されている
・見出し語は辞書不要と言えるレベルの語義欄
時代の変化に左右されない「本当の重要語」が選定されています。
Contemporary EnglishとOxford Advanced Learner’s Dictionaryで使用されている基本語彙とほぼ一致しています。
DUOの見出し語2569語とその派生語・関連語の2214語をあわせると4783語。
これに本書では取り上げられてない中学基礎語(I/my/do/go等)の1000~1500語+中学基本語(tend等)を加えると全部で6000語程度のレベルになります。
このレベルの語彙量があれば、日常的なコミュニケーションにおいても、既述のTOEIC等の試験においても語彙に関して困ることはほとんどありません。
3.本書の見出し語を英語と日本語で読んでくれるCD
この見出し語の勉強効率を大幅にアップさせてくれるのが、DUO 3.0 / CD基礎用(3,080円)です。
本書の見出し語を「見出し英文和訳→見出し英文(スロースピード)→見出し語→最後にもう一度見出し英文(ナチュラルスピード)」というパターンで丁寧に読んでくれるCDです。
また、ナレーションも、音声教材にありがちな単調なものではなく、文の内容に合わせてネイティヴが感情を込めて読んでいますので、飽きることなく学習が進めることが出来ます。
私はスマホのitunesに、このCDに収録されているすべての音声トラックを入れて移動時に聞いています。繰り返し繰り返し聞くことで、該当箇所のページを丸ごと思い出すような感覚になります。
まずはCD音声を聞きながら本の見出し語を目で追うことから始めてみてはいかがでしょうか。
4.英語学習は継続が重要
3日坊主を毎日続ければ継続になります。特に仕事をしながらだとなかなか継続が難しい英語学習ですが、DUO3.0だと音声CDも販売されているので、隙間時間に聞くだけでも積み重ねになりますよね。
頑張っていきましょう。
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